コリブロ

尖り過ぎて、ケガしそうな介護看護ITメディア

介護ITが進化しづらい理由②

 

こんにちは、鎌原です。

 

昨日は「バンドワゴン効果」について触れましたが、今日は「現状維持バイアス

確証バイアス」「反確証バイアス」について少し紹介し、補足します。

colibri.hatenablog.jp

 

現状維持バイアス」は、文字通り。人間は、よほどのことが無い限り変化したくないというものです。

また「確証バイアス」と「反確証バイアス」です。これは自分が信じている事が正しいと証明するための情報を集める、逆に信じていない事が間違いだと証明するための情報を集めるというです。

 

前回記事からまとめると、介護業界が特殊であると信じる人間がたまたま周囲にいると、彼らの影響を受け、「バンドワゴン効果」で介護業界が特殊だと信じる。一度信じると「現状維持」をしたいので、それをサポートする情報を「確証バイアス」と「反確証バイアス」に基づき極端に集め始め、より強く介護業界は特殊であると信じ込む。という悪循環が発生しうるということです。

 

たしかに、介護業界は他業界の方々と業務上接触する機会が少ない業界だと思います。

 

だからこそ、様々なバイアスに陥らないためにも、

 

・介護業界って特殊な点もあるけど、他業界の構造と共通点はないのか?

・他業界の働き方で活かされている方法論やツールはないのか?

・そもそも新しい発想はできないのか?

 

のように、バイアスを持っている前提で、自身の考え方に常に負荷をかけ続ける必要があると思います。

 

  私は今でこそ、皆さんにスマホ使いましょう!と言いながらスマホの使い方まで教えまわってます。ところが高校時代にIphoneが流行り始めた頃、私はまだガラケーを利用しており、その当時Iphoneをいち早く利用し始めた友人のあだ名は「アイフォン」で、それをネタによくいじっていました。ちなみにですが、今でも時々会う仲の良い友人です。当時は私もガラケーの方が良い理由を淡々と説明できたわけですが、それもバイアスだったわけです。

今となっては恥ずかしいですね。