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尖り過ぎて、ケガしそうな介護看護ITメディア

帳票は意外と交渉可能

こんにちは、鎌原です!

 

介護事業には大量の帳票が存在します。ケアプラン、アセスメント、訪問介護計画書、実施記録、支援経過、モニタリング、提供票、利用票、勤務形態一覧表、重要事項説明書、契約書、研修計画管理表、報告書No1、報告書No2、報告書No3、、、、、、報告書No100、流石にここまでの種類はないかもしれないですが、各帳票を複数枚作成することを考えれば、一月の帳票数は何100枚、何1000枚と作成されているはずです。

 

更にやっかいな事に、共通の雛形が無いため各自治体によって判断や必要項目が異なります。時には同一自治体でも、担当者様ごとに回答が変化することもあります。

 

従って各事業所は試行錯誤を凝らし、指導等で引っかからない為に各帳票内の項目を増やさざるを得ません。

 

このような対応が数年続くと、あっという間に手間のかかる帳票が増えたり、中にはなぜ存在しているのかを、誰も明確に説明できない項目が増えていきます。

 

もちろん利用者様の為になるもの、事業所のレベルアップに繋がるものは大賛成です。その上で形式上の本質的でないものは止めていくのが理想ではないかとうことです。

 

従って、私がおすすめしているのは、定期的な帳票の見直しや行政への積極的な確認です。

 

実際にColibriユーザーさんとも帳票について一緒に見直しを図り、意図が理解できない点は行政に確認し、不要と回答を得た結果帳票をシンプルにできたケースも多いです。

 

先程申し上げた通り、ほとんどの帳票には雛形が無いのです。

ポジティブに考えれば、改善や交渉の余地が十分あります。

 

行政担当者も役所内で担当課をローテーションしています。去年配属されていた担当者から得た回答は、今年の担当者では変わっている可能性があります。

 

ですから、本当に価値があるのかどうか吟味し、改善を続けていきましょう!