こんにちは!鎌原です!
今日は馬田さんという方の記事をシェアしたいと思います。
ベンチャー界隈では有名な方で、現在は東大にてベンチャー企業育成に尽力されているそうです。
私も学生の頃お話を伺う機会がありました。
淡々と納得感ある客観的な事象と、パッションのような主観的な事象を織り交ぜながら語られるストーリーを聞きながら、大変勉強になったのを覚えています。
さて、私はColibriという仕事をしているわけですが、「なぜコリブリを始めたのですか?」と何百回、もしかすると何千回も聞かれています。
理由は簡単で「シフト調整が辛すぎて泣きそうになったので、その業務をやめたくなったから」です。
社会的意義!!とか、まったくかっこいい理由はありません。(笑)
もう少し詳細に言うと、現場にお邪魔し、少し勉強し、楽しくなり、深く勉強していたら、現場の困り事が溢れている辛さを知り、少し解決する物を作り、感謝され、より楽しくなり、更に深く勉強していたら仕事になっていました。
記事の一文です。
最初は何か面白いことをしたいとか、自分が成長したいというくらいの動機で活動を始めた人が、徐々にその活動に含まれる社会的な意義に気づき、その活動の「真の意義」に思い至り、それを心から語れるようになっていく。そんな事例をいくつも見てきました。
先述の様にコリブリを始めたきっかけは引用記事と同じで、結局「楽しいから」なのです。
Colibriは社会的な意義と言えるレベルまで、今この時点で落とし込めているかどうかはわかりません。
しかし、ユーザーさんがColibriと働くとどれほど嬉しくなるかを、心から語れる自信はあります。
そしてColibriを継続することが、長期的には何か大きな意義ある活動に繋がる自信もあります。
情報と思考と行動の3つの掛け算が不可欠です。
なかでも、「行動」は軽視されがちな部分であるように思います。なぜなら成果が出るかどうか分からず、不確実性が大きいからです。すると、行動することが非効率に感じられてしまい、確実に積みあがる情報や思考をどうしても優先してしまいます。
でも、そんな時代だからこそ、実際に「行動」をして探索することがアドバンテージになるはずです。
私も行動がとにかく重要だと実感しています。
過去記事には、Colibriの初期の営業の様子など書いてますが、賢く勝率分析のできる人であれば、介護事業所にA4一枚のチラシ持って、ソフトウェアを売り歩くなんてことはしないわけです。(笑)
ただ、結果的にそれをしたことが、統計的確率から外れた濃密な関係性ができ初期ユーザーにつながったりするわけです。
念の為ですが、非効率な営業や行動を推奨しているわけではありません。時間や資源は有限ですから、データ分析に基づいて、確からしい選択をするべきだと考えています。
伝えたいのは、行動すると成功失敗はあれど、何かの結果を得るので学びがあります。
一方で、行動しなければ「0」、もしくは時間という貴重な資源を、”考える”という行為に浪費し、結果は0なので学びは無く、トータルでは「マイナス」だと言うことです。
Colibriは、介護IT企業でもっとも行動する企業になります。