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アバターと新しい技術とコンテンツ

©2023 20th Century Studios 

 

こんにちは!

 

先日アバター2を映画館で見てきました、鎌原です。

アバタータイタニックなどで有名なジェームズキャメロン監督が指揮している映画です。

 

内容は未来の地球人が別の惑星へ新たな居住地を求め移動し、その惑星の原住民と色々ありますというお話ですが、ネタバレになるのでぜひご覧ください。

 

今回なぜアバター2を見たのかというと、撮影技術や投影技術、音響技術が進化しているということで、その進化を体感したかったからです。

できる限り異なる業界でも新しい技術や既存技術の新しい利用方法などに触れられる機会がある時には、実際に体験して何かに応用できないかと考えていまして、今回もそのようなテンションでした。

 

アバター2は多くの劇場で公開されていますが、劇場によって映像や音響に違いがあります。まず大きくは2Dか3Dかです。更に3Dの中にも4D(3D+風や椅子が動く)や、IMAXDolby Cinemaなどに分かれます。

 

私が見たのはDolby Cinemaで映像は最も高精細で音響も最上級というものを選びました。

感想としては技術進歩はワクワクするなという感じです。

映像は3Dグラスで3Dを体感するというより、非常に高精細なので現実のものと区別がつかず結果的に自然に3Dに見える感じでした。

音響もスピーカー数が普通の映画館より多いため、大音響のど迫力場面はもちろん、静かな場面の小さな物音でも方向がわかり、その場にいるように錯覚させられるというような感じです。

 

その上で元も子もない話をすると、技術は結局コンテンツ次第のようです。アバター2はアクション映画としてとても面白いのですが、10年近く前にタイタニックが3D映画で限定公開されたことがありまして、その時の感動の方が上回っていました。

(ジェームズキャメロン監督のお気に入りだったタイタニックが初代アバター興行収入を抜かれ、悔しくて再度3D化したらしい)

 

現実と錯覚できるほどに技術は進歩していますが、行き着く先は現実レベルまでなので、問題になるのは現実のように体感したいのはどのようなコンテンツなのか?です。

もっというと、怪獣とレオナルドディカプリオのどっちをリアルに感じられると映画として感動するかのような話です。

 

タイタニックは激しいアクション映画ではないですが、船内の装飾や人間がリアルに見えることで、自分ごとのように体験できたので感動したのかと考えています。

 

コリブリもデータ解析やAIといった類のものは簡単に入れられますが、あくまで人肌感があり、設計自体に現場のリアルを落とし込み感動でき、しれっと最新技術が取り入れられているような粋なサービスにしたいと思います。

 

P.S.

アバター2もタイタニックも1人で深夜上映に行ったのですが、周りがカップルしかいないので、ポップコーンを買うのが恥ずかしいです笑