コリブロ

尖り過ぎて、ケガしそうな介護看護ITメディア

話してみると整理できる

こんにちは!

鎌原です!

 

先日慶應義塾大学にて、ベンチャーや起業といった内容について、お話しさせて頂きました。

ハードな場所に戻って来てしまった

Colibriの立ち上げ経緯や苦労話、面白話について淡々とお話しつつ、在宅介護業界の現状と課題について触れた内容でした。

 

日々介護業界内部の方々と話していると当たり前になる事柄も、外部の方にとっては驚きも多いようです。例えば、ヘルパーさんの業界平均年齢は60歳を超えていて、コリブリユーザー様の平均年齢もゆうに60〜65を超えています。

 

開発系の学生さんも出席頂いてましたが、アプリ開発をする上でユーザーの年齢は当然考慮するわけですが、この平均年齢を想定しながらの開発は衝撃であり、改めて私たちの仕事の面白さを考えさせられました。

さて、題名にした通りで、「話してみると整理できる」ということが今回の学びでした。

 

抽象的な話になりますが、頭の中では理路整然とストーリーができていて、これは凄いことだ!面白いことだ!と考えていることが多くあります。

ところが実際に人に話してみると、相手のリアクションは薄かったり、全くウケなかったりして愕然とします。また話しながら脳みその回転速度を上げていると、自分の発言が、矛盾していることに気づいたりします。

 

今回はそこそこの人数に対してお話しさせて頂きましたが、一対一での会話でも同じような体験が何度もあります。

 

私はこのような体験が多くあるので、基本的には自分の考えていることやアイデアは大したことでない可能性が高いと信じていて、とにかく早く誰かに話すよう心がけています。すると私の頭の悪さにすぐに気づけ、軌道修正が行えると考えています。

 

文章で書くと色々な誤解が生じそうで怖いですが、ぜひ皆様におすすめしたいのは、とにかく1人で考えているアイデアや物事の解決方法は素敵な回答でない可能性が多分にあるということを意識していただき、すぐに誰かに話してしまい軌道修正サイクルを高速回転させることです。